戦闘に関係したキーワード能力のおさらい
2014年9月23日 趣味 コメント (4)昨日の続きだと思ってもらって構いません
戦闘に関係したキーワード能力で現在スタンに存在するものは
接死
トランプル
先制
二段攻撃
飛行
到達
絆魂
警戒
プロテクション
です
抜けがあったらコメントで指摘してください
追加しておきます
まず接死
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
という能力です
これが戦闘において複雑な動作をするタイミングは複数体のクリーチャーでブロックされていた時の挙動です
複数体のクリーチャーにブロックされた場合ダメージ割り振り順通りにダメージを割り振っていきます(ダメージ割り振り順については前回日記を見てください)
この時、1体目のクリーチャーに致死ダメージを割り振らなければ2体目のクリーチャーにダメージを与えられません
ここで接死の能力についてもう1回見てみましょう
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
はい
致死ダメージとは破壊されるダメージ量です
接死とは1点でもダメージを与えれば破壊できるという能力です
つまり接死持ちが複数体ブロックされた場合タフネスに関係なく1点を割り振れれば次のクリーチャーに余ったダメージを割り振れるということです
強制ブロック能力持ちに接死を与えると盤面が崩壊するのはこういう理由です
次にトランプル
トランプルとはダメージ割り振りの際にすべてのブロッククリーチャーに致死ダメージを割り振ってなおダメージが余っている場合攻撃目標にしているプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを割り振れるという能力です
この能力は一種の回避能力として扱われ、戦闘において非常に重要な能力となります
この能力を持っているクリーチャーを低タフネスでブロックした場合ほとんどそのままのダメージが通った上でブロッカーが1体潰されてしまいますので本当に追い詰められていない場合はスルーしてしまうのが一番だと言われています
またブロッククリーチャーがブロック宣言後存在しなくなった場合、通常ではダメージ割り振りが無くなって終了するのですがこの能力を持っているクリーチャーはそのままダメージをすべてプレイヤーに叩きこむことができます
このトランプルという能力が一番力を発揮する場面は接死持ちがトランプルを持っている場合です
接死によってブロッククリーチャーのタフネスは1と同じ意味になり、プレイヤーにまず間違いなくそのままのダメージを叩き込むことができます
次に先制攻撃
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
戦闘ダメージ・ステップ開始時にこの能力か二段攻撃(次に説明します)を持っているクリーチャーがいる場合そのクリーチャーのみが戦闘ダメージステップでダメージを与えます
その後状況起因処理をチェックし、優先権が発生します
そしてそのステップが終了した後に第二戦闘ダメージ・ステップが始まります。
この第二戦闘ダメージ・ステップでは先制攻撃を持っていないクリーチャーがダメージを割り振ります
その後状況起因処理をチェックし、優先権が発生します
第二戦闘ダメージ・ステップが終了したら戦闘終了ステップが開始されます
そしてこの能力と相性がいい能力はやはり接死です
パワー2以上ある先制接死は先制クリーチャー以外で相打ちを取りにくく戦闘において確定で1:2以上の交換を要求することができます
次に二段攻撃
二段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常の戦闘ダメージの両方を与える。)
見ての通り先制の上位能力です
先程も言いましたがこの能力がある場合も第二戦闘ダメージ・ステップが発生します
そしてこの能力を持っている場合両方でダメージを与えられるので実質パワーが2倍となります
ただし先制タイミングでブロッククリーチャーを破壊し、通常タイミングでブロッククリーチャーが存在しなかったとしてもトランプルを持っていないクリーチャーではプレイヤーにダメージを通すことはできません
なぜならブロックされたという事実は残っているからです
ではトランプルがついていた場合はどうなるのでしょうか?
トランプルを持っていてかつ二段攻撃を持っているクリーチャーによって攻撃された場合先制タイミングでブロッカーが死んだのならばその超過ダメージ+通常タイミングのダメージすべてがプレイヤーに叩きこまれます
つまり接死 二段攻撃 トランプルは戦闘において最強ということです
次に飛行
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
回避能力です
飛行か到達を持っていない限りブロックされません
青に多く、緑に少ない傾向があります
次に到達
飛行をブロックできます
それだけです
次に絆魂
絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
この絆魂という能力
キーワード能力の例にもれず常在型能力になっており、スタックを介しません
つまりどういうことかというとダメージを与えると同時に回復するので戦闘ダメージでライフが0になったとしても絆魂でライフゲインできていて、その結果1点でもライフが残ればゲームが続きます
ダメージ計算をする場合絆魂分のライフゲインを計算してからダメージ分を差し引くと問題が起こりにくくなります(実際の処理は同時)
次は警戒
この能力を持っているクリーチャーは攻撃した際にタップしないっていう能力です
攻撃以外には関係ない能力なのでタップ能力などではタップしなければありません
最後にプロテクション
プロテクション(黒)(それは黒の何かによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
黒の部分には他の色やクリーチャータイプが入ったりもします
この能力は複雑なので戦闘以外のことに関しても言及します
まず文字通り指定されたものに寄ってブロックされず、対象に取られず、ダメージを与えられず、エンチャントされません
この能力は回避能力であり、除去耐性でもあるという割と万能な能力ですがダメージを介さない全体破壊や布告系除去(対象に取られるのはプレイヤーなので)には無力です
ただプロテクションが噛み合っている相手には最強のブロッカーであり、絶対にブロックされないアタッカーでもあります
白には対象のクリーチャーにプロテクションを与えられるカードがあります
ブロック宣言後にプロテクションを付けられることによって相殺が一方殺に変わるなんてこともあるので白と戦うときには頭の片隅に入れておきましょう
さらっと流して書いたので間違った部分があった場合指摘をお願いします
戦闘に関係したキーワード能力で現在スタンに存在するものは
接死
トランプル
先制
二段攻撃
飛行
到達
絆魂
警戒
プロテクション
です
抜けがあったらコメントで指摘してください
追加しておきます
まず接死
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
という能力です
これが戦闘において複雑な動作をするタイミングは複数体のクリーチャーでブロックされていた時の挙動です
複数体のクリーチャーにブロックされた場合ダメージ割り振り順通りにダメージを割り振っていきます(ダメージ割り振り順については前回日記を見てください)
この時、1体目のクリーチャーに致死ダメージを割り振らなければ2体目のクリーチャーにダメージを与えられません
ここで接死の能力についてもう1回見てみましょう
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
はい
致死ダメージとは破壊されるダメージ量です
接死とは1点でもダメージを与えれば破壊できるという能力です
つまり接死持ちが複数体ブロックされた場合タフネスに関係なく1点を割り振れれば次のクリーチャーに余ったダメージを割り振れるということです
強制ブロック能力持ちに接死を与えると盤面が崩壊するのはこういう理由です
次にトランプル
トランプルとはダメージ割り振りの際にすべてのブロッククリーチャーに致死ダメージを割り振ってなおダメージが余っている場合攻撃目標にしているプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを割り振れるという能力です
この能力は一種の回避能力として扱われ、戦闘において非常に重要な能力となります
この能力を持っているクリーチャーを低タフネスでブロックした場合ほとんどそのままのダメージが通った上でブロッカーが1体潰されてしまいますので本当に追い詰められていない場合はスルーしてしまうのが一番だと言われています
またブロッククリーチャーがブロック宣言後存在しなくなった場合、通常ではダメージ割り振りが無くなって終了するのですがこの能力を持っているクリーチャーはそのままダメージをすべてプレイヤーに叩きこむことができます
このトランプルという能力が一番力を発揮する場面は接死持ちがトランプルを持っている場合です
接死によってブロッククリーチャーのタフネスは1と同じ意味になり、プレイヤーにまず間違いなくそのままのダメージを叩き込むことができます
次に先制攻撃
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
戦闘ダメージ・ステップ開始時にこの能力か二段攻撃(次に説明します)を持っているクリーチャーがいる場合そのクリーチャーのみが戦闘ダメージステップでダメージを与えます
その後状況起因処理をチェックし、優先権が発生します
そしてそのステップが終了した後に第二戦闘ダメージ・ステップが始まります。
この第二戦闘ダメージ・ステップでは先制攻撃を持っていないクリーチャーがダメージを割り振ります
その後状況起因処理をチェックし、優先権が発生します
第二戦闘ダメージ・ステップが終了したら戦闘終了ステップが開始されます
そしてこの能力と相性がいい能力はやはり接死です
パワー2以上ある先制接死は先制クリーチャー以外で相打ちを取りにくく戦闘において確定で1:2以上の交換を要求することができます
次に二段攻撃
二段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常の戦闘ダメージの両方を与える。)
見ての通り先制の上位能力です
先程も言いましたがこの能力がある場合も第二戦闘ダメージ・ステップが発生します
そしてこの能力を持っている場合両方でダメージを与えられるので実質パワーが2倍となります
ただし先制タイミングでブロッククリーチャーを破壊し、通常タイミングでブロッククリーチャーが存在しなかったとしてもトランプルを持っていないクリーチャーではプレイヤーにダメージを通すことはできません
なぜならブロックされたという事実は残っているからです
ではトランプルがついていた場合はどうなるのでしょうか?
トランプルを持っていてかつ二段攻撃を持っているクリーチャーによって攻撃された場合先制タイミングでブロッカーが死んだのならばその超過ダメージ+通常タイミングのダメージすべてがプレイヤーに叩きこまれます
つまり接死 二段攻撃 トランプルは戦闘において最強ということです
次に飛行
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
回避能力です
飛行か到達を持っていない限りブロックされません
青に多く、緑に少ない傾向があります
次に到達
飛行をブロックできます
それだけです
次に絆魂
絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
この絆魂という能力
キーワード能力の例にもれず常在型能力になっており、スタックを介しません
つまりどういうことかというとダメージを与えると同時に回復するので戦闘ダメージでライフが0になったとしても絆魂でライフゲインできていて、その結果1点でもライフが残ればゲームが続きます
ダメージ計算をする場合絆魂分のライフゲインを計算してからダメージ分を差し引くと問題が起こりにくくなります(実際の処理は同時)
次は警戒
この能力を持っているクリーチャーは攻撃した際にタップしないっていう能力です
攻撃以外には関係ない能力なのでタップ能力などではタップしなければありません
最後にプロテクション
プロテクション(黒)(それは黒の何かによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
黒の部分には他の色やクリーチャータイプが入ったりもします
この能力は複雑なので戦闘以外のことに関しても言及します
まず文字通り指定されたものに寄ってブロックされず、対象に取られず、ダメージを与えられず、エンチャントされません
この能力は回避能力であり、除去耐性でもあるという割と万能な能力ですがダメージを介さない全体破壊や布告系除去(対象に取られるのはプレイヤーなので)には無力です
ただプロテクションが噛み合っている相手には最強のブロッカーであり、絶対にブロックされないアタッカーでもあります
白には対象のクリーチャーにプロテクションを与えられるカードがあります
ブロック宣言後にプロテクションを付けられることによって相殺が一方殺に変わるなんてこともあるので白と戦うときには頭の片隅に入れておきましょう
さらっと流して書いたので間違った部分があった場合指摘をお願いします
コメント
結論としては破壊不能持ちにタフネスの値だけダメージを割り振る必要があるはず。
プロテクション持ちに割り振るのが1でいいのと一緒の扱いじゃなかったっけ?
もう一回調べるか
702.12 破壊不能/Indestructible
702.12a 破壊不能は常在型能力である。
702.12b 破壊不能を持つパーマネントは破壊されない。そのパーマネントは致死ダメージで破壊されることもなく、致死ダメージをチェックする状況起因処理を無視する(rule 704.5g 参照)。
702.12c 1つのパーマネントに複数の破壊不能があっても効果は変わらない。
これからすると状況起因チェックでの致死ダメージを無視するだけで致死ダメージ量としては
702.2 接死
702.2b 0点でない戦闘ダメージが接死を持つ発生源によってクリーチャーに割り振られた場合、それはそのクリーチャーのタフネスによらず致死ダメージとなる。rule 510.1c-d 参照。
が参照されて1点で致死ダメージとしてできるはず